E2系で200系の復刻塗装実施へ 鉄道150周年事業の内容その1

鉄道情報

JR東日本は5月10日、鉄道開通150周年を記念して、記念企画の実施について発表しました。

2022年は、1872年に新橋~横浜間で日本初の鉄道が開業してから150年という大事な節目の年です。

そこで、JR東日本はさまざまな素晴らしい企画の実施を予定しています。

200系カラー新幹線が復刻!

東北・上越新幹線開業当時の200系新幹線の塗装が復活し、東北新幹線・上越新幹線を走行します。

200系新幹線は、1982年の東北新幹線・上越新幹線開業当初から長らく運行されていた新幹線で、「新幹線と言ったら200系!」という方も多いと思います。

200系新幹線は惜しまれつつも2013年3月に引退しましたが、今回、あの「クリーム10号」の下地に「緑14号」の横帯を配したデザインが復活します。

使用される車両はE2系1編成で、イベント列車のほか、定期列車でも運行される予定です。使用列車については後日JR東日本のホームページで発表されます。

https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220510_ho02.pdf

また、これにあわせて、1991年まで使用されていた停車駅ごとに使用されていた「ふるさとチャイム」が復活するほか、200系カラーの団体商品の販売やイベントも行われます。

鉄道の歴史を感じられる企画展の実施

「鉄道の作った日本の旅 150 年(仮称)」の開催

鉄道開通150周年を記念して、鉄道 150 年の「歴史」を感じられる企画展が開催されます。鉄道の開通によって社会や人々の生活はどのように変わったのかを振り返ることができます。

また、通常では展示していない鉄道博物館所蔵の貴重資料を期間限定で展示される予定です。

〇会期:2022 年 7 月 23 日(土)~2023 年 1 月 30 日(月)
〇会場:鉄道博物館本館 2 階スペシャルギャラリー

詳細は鉄道博物館より2022年7月にプレスリリースされる予定です。

「鉄道と美術の 150 年(仮称)」の開催

鉄道が開業してから現代まで、鉄道をモチーフにした芸術作品の展覧会が行われます。

錦絵から近現代美術まで、多様な作品が鉄道の歴史と芸術文化の変化を感じ取ることができます。

〇会期:2022 年 10 月8日(土)~2023 年1月9日(月)

〇会場:東京ステーションギャラリー

新橋~横浜間の記録史のまとめ

新橋~横浜間約 29kmの記録史を文献の調査などによって整理し、要約するプロジェクトが計画されています。

これは、高輪築堤の価値をいま改めて見出し、次の世代に繋いでいくためであるとされています。高輪ゲートウェイシティ(仮称)複合棟Ⅰの開業に合わせて 2025 年 3 月の完遂が目標となっています。完成が楽しみですね。

陸羽西線が2年間運休‼その理由と思惑とは
2022年2月22日に、JR東日本から、国土交通省の建設する高屋道路の工事が行われるため、陸羽西線を全線運休するというお知らせがありました。この運休の理由は、工事の安全と効率を重視したためだとされています。果たして本当に理由はそれだけなのでしょうか。

「鉄道開業 150 年」スペシャルサイトでの情報発信

「鉄道開業 150 年」の歴史と未来の展望などを紹介した動画をはじめ、地域の特性を活かしたイベントや記念グッズなどをタイムリーにご紹介します。

日本の鉄道が歩んできた150年の道のりを年代ごとに紹介しているコーナーもあります。

まとめ

今年2022年は鉄道開業150周年という日本にとって大きな節目となる1年です。記念イベントや限定グッズに販売などさまざまなプロジェクトが予定されています。この貴重な機会をぜひ逃すことなく‼

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